パーソナリティらいふらいん

精神障害者自立コラムを書きます。

発達障害と境界型人格障害の違い

 

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母も福祉職で…

最近よく黒歴史の話になると

 

実はアスペルガー症候群かと思って主治医に相談した

 

という黒歴史を聞き…結構間違われやすいんだな…って最近思います。

 

結論から言うと

 

発達障害の方はピュアで素直

境界型人格障害は相手の内面を見て良いか悪いかを測る

 

という差があります。

福祉事業所で携わってきた経験と自分の境界型人格障害の特徴を含めて説明したいと思います。

 

発達障害境界型人格障害の特徴

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一連してまとめると

人の気持ちを観察できる・できないというのが分かれ道です。

発達障害の方はナチュラルで、素直な繊細さがあるように思います。

境界型人格障害の人は、人や環境をもとにアクションするというところで繊細さが生まれています。

発達障害境界型人格障害人間性

発達障害の場合

集中力・記憶力が高く努力家の人が多い

 

弁護士・税理士・医者などの高学歴が多く

絵画や音楽においても、素晴らしい作品を作る人が多く存在します。

コミュニケーションが苦手ですが、思いやりが多くて優しい人が多いです。

境界型人格障害の場合

繊細・過敏性を持ち合わせていることから、感受性豊かな人が多い

 

自己分析が得意・両極端な性格は真面目さに結びつきます。

決まりを守るや情熱的な部分が好転的に出た場合、人間らしいです。

短所と長所が一緒な部分がまさにしんどい部分です。

発達障害境界型人格障害のリアルな悩み

発達障害の場合

空気が読めない

社会の暗黙ルールが理解できない

 

わからない時の対処法についてわからないケースが多く存在します。

境界型人格障害の場合

人が私の事をどうやって思っているか知りたい

私の特異体質を理解してもらいたい

 

対象者の操作性が多く見られます。

対象者に目を向けるのではなく自分の生活を充実することが治療の要になっています。

発達障害精神障害は別

曖昧なものが苦手

 

の苦手の内容が違うことは伝わりにくいところです。

よくニュースでも見られますが、不安症状、うつ症状を合併しているケースで、

 

精神障害とまとめられてしまうことが多いですが、

 

症状になったきっかけや、原因を見ると大きく違っています。

一番最初に伝えた表の差が主に違う部分です。

境界型人格障害である私の思考の永遠のテーマ

自分の場合は精神的成熟度がとても低いと思っています。

 

思考=行動プラン

 

という風になってしまっている点が長年困っているところです。

 

思考=経過観察

 

が成人と共に成熟していきますが、その点が長年苦手だと思っています。

 

生活の対処としては、

好きなことや目標を続けるためにどうしたらいいのか

 

というアクションプランに変えています。

 

 

発達の方の場合は思考は未分化です。数字的です。

いい人が多すぎて、接していて自分はゲスいなってよく思います…。

 

いつも心ないニュースの内容や、心無い表現を聞いていて根本的理解が深まることを願っています。