パーソナリティらいふらいん

精神障害者自立コラムを書きます。

境界型人格障害である私の実際の症状

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現在の症状から、昔の症状、虚言壁、家族面談について実際の症状をもとに紹介します。

課題は今も昔も変わっていませんが、改善がされています。

 

 

現在の症状

過労で倒れてからだいぶ自信の喪失や、やる気が沸かない、楽しくない、むなしい感覚を体感していて、最近は付き合っています。結構しんどいです。


体験したこのない症状に最近悩んでいます。

 

行動した後に抑うつ傾向になって、自傷行為に至るケースやへこんで引きこもるケースは体験してきましたが、やる気が沸いてこない感覚は初めてです。

 薬はこちらのページに書いてあります。↓

nekosayu.hatenablog.com

 

昔の症状

気分変調

ひどい時は1日や3日で変わっていました。
・テンションが上がったり下がったり
・数日前まで行っていたことと逆の事をいきなり言い出す
・突然落ち込む
・いきなり死ぬという
・お金もないのに出てくとか言いだす
・家族を蹴り飛ばして警察を呼ばれたことがありますが、そこは境界型人格障害の特徴で、試し行動の一種で警察が現れたとたんに冷静な対処をしたことがあります。
マジで呼ばれてからは暴れることがなくなりました。
パートナーや家族の試し行動に困っている、止めたいけどやめてもらえない場合は読んでしまうと止まる場合もあります。
よばれないって謎の信用をしていたし、当時は困らせていることに気づきませんでした。
1日起きに違うことが書いてある日記が多数存在しています。


自傷行為

リストカットオーバードーズ、クビつりをしていました。
オーバードーズまではいかないものの薬を隠れて多めに飲んでいたこともあります。

妄想

・頭の中に5人の小人がいて会議をしていて私に死になさいと言っている人と辞めなさいと言っている人と、まとめる議長と、多数決の一員の人がいる
誰の意見を取り入れて生活したらいいのかわからない
・鬼太郎に出てくる一反木綿のようなものがついていて、自分の方の重しになっている、引っ張っている
殺される夢をよく見ていました。


過敏性腸症候群

下痢と便秘の症状を兼ね備えています。
ストレスなのかは不明ですが、腸の水分調節ができない状態のようです。
外出が本当に無理な時は移動中に漏らしたことがあります。
パンツマニアになったのも過敏性腸炎がきっかけで、一時は、パンツとビニールとウェットティッシュを必ず持ち歩いていたことががります。
最近は落ち着いていて、薬を飲まない日もあるくらいですが、薬がないと心配で、飲んでいます。


主な症状になります。

テンションがすごく上がって、意味の解らないことを言い出すか、行動に出すか、キレたり罵ったりする

テンションが上がったときにやらかしたことに人間として終わっているみたいな自己反省が始まり


もう生きていない方がいいかもしれない、人じゃない

という方向性に至り自傷行為や自殺をしようとするというパターンを何度も繰り返していました。

 

nekosayu.hatenablog.com

 

毎回の症状は覚えていない

一度やるとすごく反省して繰り返さなくなるため、同じ自傷行為や、同じ発言はないです。
昔から日記が好きで、日記に全部記されていますが、お母さんにキレた内容や、考えてる自殺など、イッちゃっているものから人間として終わりました見たいなページまで多種多様に存在しています。


わざわざ日記に書いている点から、その時は完璧だと思っていたようです。

喜怒哀楽が激しい様子が多く存在しています。

すごく意味の解らない発言

から

そんなに攻めなくてもいいでしょうというくらい自分の事を責めに責めているページがあります。


落ち込むのも、キレるのも全力です。

現在はほとんどどうしその時こういう心境だったのかということが思い出せません。

症状の一種だと思っています。

時々先生とも話しますが、あの時こうだったと言われても鮮明に思い出せない過去の話があります。

境界型人格障害の虚言壁は本当なのか?

境界型人格障害ググる虚言壁というものも出てきますが、虚言ではないと思います。

実際はその時の完璧な発想だと思って行動に出しています。


1日たったらまったく違うことを言い出すケースも多いので、見た目は虚言だと思われても仕方のない状態です。

目の前に同じ人がいたら嘘つきだと思って距離を取ると思います。笑

ポイントは本人が嘘をつこうと思って行動していないところです。

行動した結果嘘に見えるというところが虚言壁と大きく違うところです。

 

nekosayu.hatenablog.com

 


ある程度波を超えると、出なくなる

このブログでも何度か話している通り、ニートから正社員で働くまで生活を変えています。
人を言い負かしたり、突然避けたりする対人関係から、距離を取ることを課題になっていきます。

 

nekosayu.hatenablog.com

 


一番の変化は家族と一緒に診察したこと

家族に対する試し行動がひどすぎて、私の家族は私の言いなりになっていました。

私に言い返したら自殺されるって思わせて、家族を追い込んでいました。

未だにひどい人だと反省しています。

母親と親子面談をしてもらう事がほとんどでしたが、弟も一緒に面談したこともあります。
そこでギブアップの場合は警察を呼ぶことや保護入院の制度を知ってもらうことにより、自分の依存性ややりすぎなことに気づいていくことができました。


私がきっかけかもしれないと未だに悩みますが家族も精神障害を抱えていて治療が必要でした。

どちらのせいでもないと医師には言われていますが相互作用があるかもしれません。

 

nekosayu.hatenablog.com

 

家族が関与するメリット・デメリット

デメリット

傷つくシーンが増えます。すごく生活がしんどくなります。


・家族が私に一方的に突然暴言を吐いた傷ついた
・私は精神障害なのだから優遇されるべきだ、従うは家族だ

もともと対人に対して被害妄想的な発想を持ち合わせているので、このようにすごくへこんだシーンがあります。

そのため、家出を申し出ることが増えました。


ストレスになる場合は、ストレスを優先した方がいいですし、実際主治医に相談しながら、うまく家族と付き合う方法を模索しています。

 

メリット

いいことは、社会での人間関係を家族でまずモデリングすることができます。


治療をしていることを家族も知っているため、突然違う行動をしても、熱心治療をしていると理解してもらえます。

信用や安心につながります。


個別で家族が主治医に治療の確認や相談を行う事もできます。

今でも、心配な場合はモデリングをしてから活躍することがあります。

一緒にかかることもあります。
本当のストレスについて、知るためには第三者に協力してもらう方が、うまくいくかもしれません。

 

いろいろな選択肢がありますが、うまく付き合う方法を模索する材料にしつつ同じく悩む人の参考になればうれしく思います。