パーソナリティらいふらいん

精神障害者自立コラムを書きます。

体調管理は入院をしたくない気持ちから始まった

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先日知人の命日でした。

 

命日を拝んだときにみた遺族の姿、知人はあの時は何を思ったのか?

 

と考えたときに自分の自殺未遂を直視しました。

結果は生きていてよかったのですが、自殺未遂や入院から立ち直るまでの分岐点について本日は書いてみたいと思います。

入院をして、自宅で過ごすことがつらかった

  • 体調管理から逃げたい
  • 生きていること自体もう逃げたい
  • 生きていても何の価値も感じない

と思いましたが、本音を話すと

と解った時に

 

どうしていくか?

 

と考えたことがきっかけとなりました。

入院した実績と社会を直視できないしんどさがつきまといました。

自殺はなかなか成功しない

自殺をしてみましたが失敗してICUに入って終わったのが、かなり大きかったです。

 

あと何時間か、遅かったら死んでいたかもしれない

 

というところまで行きましたが家族に見つかって生き残ってしまいました。

 

私の知人には生き残れなかった人もいますし、助かってしまった人もいます。

 

友人が、そんな時私に言いました。

  • 死んだ後の、事故処理を想像したことがあるか?
  • 迷惑がかからない死に方などない
  • 自殺をしたら死に関連する人は大量だ。
  • 死ぬ望みは何だ?

と問いただされたことがあります。

なんで死ぬ理由を聞かれないといけないのよ?という反逆的な気持ちが強く振り返るのも大変でした。

友人は少ないですが、本気のコメントをくれたことに感謝しています。

社会復帰は死ぬことが不可能だったから生きるすべを考えた

とは言え、私は当時、廃人・人間のクズでしたので、

 

その言葉を言われても気づきませんでした。

その言葉は日記に残っていて、のちに

  • 自殺代はいくらかかるのか?
  • 自殺をした場合実際関わる人は誰なのか?
  • 自殺のケースで出る損失はいくらか?もしかしたら家族が借金を背負うかもしれない。
  • 自殺に失敗をした場合どんなリスクを負うのか?

完璧な自殺計画とは何か?

死んだときの死体処理について調べて行動したのですが生きています。

残念ながら私は生きる人だったのだと思っています。

 

失敗したリアルな高額医療費に絶句したのもありますが、

 

この計画は完璧だ

 

と行動に起こして、すごくしんどい思いして、生き残った苦痛をもう一度やるのか?

 

というのは大きな分岐点でした。

辛さと人生をやり直したい気持ちは背中合わせ

なぜ死にたいのか?

と考えたときに、

  • 辛いから
  • 人生をうまくいかないから
  • どう生きていいからわからないから
  • もう逃げたい

というものでした。

確固たる人生を捨てる内容はあまりありませんでした。

ただつらい、現実から逃げたい、の延長線上で、大量服薬をしていました。

クズな自分から逃げたい=人生を捨てたい

が回答でした。

クズでも生きている人はきっとたくさんいてクズだから死ななくていいと考えました。

  • あとは生活保護を取ろうとしても、家族が見捨ててくれなかった
  • そもそもホームレスになる度胸はなかった
  • とりあえず生きていかないといけない

ということがある程度病んでいき見えたとき、入院のしんどさに気づきました。

入院後より退院後のほうが大変

入院をするときは具合悪い絶頂にあるから気づけないですが

退院した後は、都合がいいもので

  • なんで入院したのだろうか?
  • こんな自分嫌だ
  • 社会に適応できないのかな?

という気持ちがでます。体調が上向きになったからこそ、入院したことに傷つきます。

プラスで出てくるようになります。

退院後の生活は結構心のダメージを受けます。

なので、まず、入院をする手前でつらいと言えるにしようと考えるようになりました。

入院を目安にしたときの生活の段階

入院をしてしまった事実を受け入れる難しさにある日悩むようになりました。

  1. 入院をするほどつらい体調にならないようにする事が目安になる
  2. 入院をしなくなる
  3. 入院しない生活に慣れる
  4. 入院をしない生活がだんだん退屈になり生活に欲を持つようになる
  5. 欲が出てきたらお金が欲しくなり、働くことを考えるようになった

社会に出ると大変なので、また入退院を繰り返しますが、繰り返して今があります。

何かをやるのに決断は必要かもしれませんが、よく考えたら消去法で持続していき、続いている現実がありました、

春なので周りの人がまぶしく感じる季節だから思う入院エピソードについて書いてみました。