パーソナリティらいふらいん

精神障害者自立コラムを書きます。

参考にしたワーク 「WRAP 元気回復プラン」

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11年の付き合いですが、何年たっても闇は来ます。

5年前くらいは闇がない生活を目指そうとしていたり
闇も含めて治そうとしていたり
そのせいで無理してしまったり
本日はそのリカバリープラン「WRAP」の本も紹介したいと思います。
リカバリープランに出会ったときは、少し泣けてきました。

大変な時は家族にもお願いしています。

私は家族に話せる人がいるので、私のアブナイ段階を話していて、助けてもらえるようにお願いをしています。

 

具合悪くなる段階

・軽傷

これはよくあるパターンですが、この時点だと

大体病院に行って休むと改善できます。

ムリなら逃げる洗濯も可能です。

・中軽症

ちょっと病んでることに麻痺している

改善に悩んでいる

病んでることを美化しだして、キャパ以上をしている状態です。

先生から、そのまま続けるの?って質問が来ます。

・中重症

美化したうえに環境も変えないと意地を張りだすところです。

こうなるともう説得には応じない状態です。

泣いてるか、切れてるか、フルパワー以上の勉強をしているかの状態です。

・重症

 生産管理ができない上に、大切なものが見つからなくなります。

もちろん後程出てくるのですが(笑)

・ものをなくしてはキレる、泣く

・部屋も散らかってるし

・掃除洗濯できない

・お風呂が不安

・電気は常に真っ暗

・処方箋もらっても処方箋の紙なくしたり、もらうの忘れる

この状態まで行くと、入院です。

 

かなり細分化して、リスクヘッジをかけています。

具合悪くなった時にリカバリーするのが大変だからです。

仕事はクローズ就労でずっと来たので、自分で受け止めるほかなかったのもあり、リスクヘッジの方法を今も模索しています。

段階を把握していたものの、だいぶ腑に落ちたのがWRAPとの出会いでした。

 

元気回復プランラWRAP

WRAP(ラップ)というワークに、1年前に出会いました。
躁うつ病のメアリー エレン コープランドさんが作った元気回復プランです。


簡単にいうと、クライシスプランという体調不良時の対策プランを作るものです。

メアリー エレン コープランドさんは現在はピアカウンセラーとしても活動されているほか、結婚もし、仕事復帰もされています。
何より、精神障害の方が作ったワークというのはとてもうなずけるものがあります。
精神障害と向き合うのは、精神的にタフじゃないといけないんだなとも思うワークショップでした。
初期症状の人がやってもいいし、長い付き合いの方もやってもいいものだと思います。
何回も何回も書き直してこそ意味のあるものです。
状況はその時で変わるし、状態もその時で変わるので、その都度アップデートできるものです。
気を付ける点…
その昔就労移行支援事業所で働いていた時に一緒に作ったことがあります。
ドはまりする人と、病んでいってしまう人の差が顕著に出てしまう、ワークです。
・病んでいる真っ盛りの時に作成すると、病んでいる状態についても分析をしないとできないものなので、つらすぎて病んでしまいます。
うつ病の方や人格障害摂食障害の方は無理してしまう可能性があります。(私は好きですが)

ハマらない場合、辞めましょう。
病んでいないときに作るのがおすすめです。

WRAPの本

www.comhbo.net

私が読んだ本です。

アマゾンにも楽天にもなかったのですが…

英語直訳の本なのでおかしなところもありますが、解りやすい一冊です。

参考にしたサイト

wrap-jp.net

 

うまく付き合うきっかけになったら幸いです。